●北海道最後の夜は最悪だった
楽しかった北海道旅行の最後に僕らを待っていたのは、蚊の大群に教われるという惨事でした。
その夜、明日に控えた函館の100万ドルの夜景を夢見て眠りについた僕らは、耳障りな蚊の飛ぶ羽音に悩まされていた。深夜、異様に響く羽音に目を覚まし、枕元の壁を見てみると、何とそこには蚊の大群がびっしり張り付いていたのです。暑いのに寝袋に首まですっぽり入り、さらに顔中に虫除けスプレーを塗りたくってこれに応戦。しかし、翌朝には寝袋を通して刺された虫さされの後が無数に… |
●北海道最終日 初めて北海道の海に
北海道の最終日に少しでも多くの思い出を持って帰りたいと考えていた僕らは、右のような写真を撮りながらたった一つやり残していたことを思い出した。
そう、北海道の海に入っていなかったのだ。もちろん水着など持っていなかったが、誰もいない海を見ながらどうにも衝動を抑えきれず、パンツ一枚になって二人は海に飛び込んで行ったのだった。海の家もなく、水道もない海岸で海水を洗い流す手段は無い。このあと海水でベトベトのまま服を着る羽目になった二人だったが、充実した旅行を満喫していた二人にとってそんなことは大したことではなかったのだ。北海道の夏は、夏雲と一緒にこうして過ぎていった。 |
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●北海道最後のイベントはこの函館の夜景だ。
夕方、青函連絡船乗り場で乗船手続きをし、駐車場から見える函館山を望みながら(左上の写真)北海道で出会った人々、風景などを順番に思い出し、また、函館山山頂からこの夜景を見下ろしながら、北海道の思い出に感謝をした夜だった。 |
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●恐山に迷い込んだ恐怖の一夜…
青函連絡船で午前4時に青森に到着した僕らは、下北半島を北上して本州最北端の「大間崎」へと向かった。大間崎で、白い子犬とたわむれ、これからの帰路について予定を組み直した後、暗くなる前に青森に着きたいと考え、近くのお店で下北半島を南下する近道を尋ね、教えられたカモシカ街道という道を南下した途端、アスファルトだった道がいきなりダートの連続。いつしかその道は車一台がやっと通れるような狭い幅となり、最悪の状況となった。
悪路のあまり、振動でタンデムシートの荷物は落ちるわ、アブに襲われるわ、気が付くとあたりは真っ暗。散々な状況下に置かれた僕らは、恐山のあたりで完全に迷子になり、とうとう、八手観音と十九面相という霊に遭遇することとなったのでした。(右の写真がその時とらえた霊の姿です)←ぉぃ |
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●北海道の最北端で再会した友だちと山形県の酒田市で合流。
この27日間の旅行で、最後のイベントとして予定していたのが、この酒田での合流。一年前の自動車教習所合宿の際に土門記念館前のかき
氷屋さんでアルバイトをしていたEriちゃんと知り合いになり、この夏の旅行の帰りにみんなで会うことを予定していたのだ。明日の再会を前に夏の男をイメージしてみんなで日焼け大会をすることになった… |
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●素敵な再会の後は、悪魔のどしゃ降り。
土門記念館の駐車場で野宿をした僕らは、翌日、近くの小学校で雨宿りし、その学校の先生方にお茶をいただいたりしながら天気の回復を待ち、約束通りEriちゃんと一年ぶりの再会を果たした。このあと、酒田市内の水族館やレストランなどを案内してもらいながら、みんなで一日ドライブをしたのでした。
しかし、Eriちゃんらと分かれた後、雷を伴った大雨に降られ、赤い屋根という喫茶店(上の写真)の階段下に避難させてもらい、そのまま野宿することとなった。(左の写真) |
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●酒田でもう一泊することに
旅行最後のイベントだったEriちゃんとの再会を果たした僕らは、酒田への名残を惜しみもう一日、泊まっていくことにした。
酒田では海ぼたるが見られると聞いていたので、夕日が沈んでからもしばらく、十里塚海岸というところで海を眺めていた。しかし、じっとしていられない性格の僕らは、お約束通りパンツ一枚で海に飛び込み、沖まで泳いでいったのでした。 |
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●山形の朝は暑い…
フェーン現象で日本の最高気温を出すことで知られる山形県の夜はとびっきり暑く、この日も33度。SUZUKI君は汗でべたつくのを嫌い、足にシッカロールを塗りまくって足が真っ白になっています。(左上の写真)
朝はベトベトのアツアツ。(上の写真)
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●旅行最後の夜は、六日町中学校でみんなで野宿。 |
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●御巣鷹山の日航機墜落事故だった
この写真の少し前まで、御巣鷹山の日航機墜落事故の影響で、僕らは酷暑の中で渋滞に巻き込まれていた。
この旅行中、ほとんど喫茶店などで食事をしなかったこともあり、TVニュースや新聞などを見る機会がなく、ひどく世間離れした生活をしていた為、あれだけの大きな事故があったにもかかわらず、渋滞の意味するところに気づくことはできなかった。 |
 
(当社比)
ってどこの会社だよ
●旅の最後はワイルドに…
27日間の旅を終え、横浜に帰ってきた僕らは、出発時にとった場所と同じ位置で記念写真を撮った。旅行前は二人とも色白で軟弱そうに見えたが、様々な状況下での野宿やたくさんの人との出会いを重ね、27日間でちょっとだけワイルドになったような感じにに見える。旅行初日の写真(右)と比べてみて下さい。
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●巨大な寄せ書きは二枚ともいっぱいに
この旅行中に旅先で出会った人に寄せ書きしてもらった「北海道旅行協力スタッフ」と銘々した二枚の布(各2m×1m)。
食堂や喫茶店の店主、最北端のガソリンスタンドの店員、温泉街で知り合った旅行者、自転車でツーリングをしている人、野宿した先の学校の先生、僕ら同様バイクで北海道一周をしていた人、たまたま道を尋ねた人、銭湯の主人…などなど。
僕らの”すばらしい思い出の寄せ書き”といったところである。
●最後に
この旅行記を最後まで見ていただきましてありがとうございました。みなさんも僕らと一緒に旅行をした気分になってもらえたでしょうか?そうだったら良いのですが… |
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