●これから始まる長旅を前に…
まだ日焼けもない小綺麗な雰囲気の二人だが、この旅行でどんなことが待ち受けているのかこの時は知るよしもなかった…
●旅行最初の野宿は高速のガード下…
●楽しいツーリングが一転!白バイにつかまる。
日本でも有数の検挙率を誇る郡山市内で白バイに捕まってしまったのだ。信号が黄色から赤に変わるのを知っていながら、ブレーキをかけず突っ込んでいったところを、待ってましたと言わんばかりに追跡されお縄をちょうだいする羽目に…
罪状は「黄色信号通過」。みなさん、道路交通法上は、黄色は「注意して進め」ではなく「止まれ」であることをもう一度確認して下さい。僕たちも反省いたしました。 |
●盛岡のわんこそばで大関に!
盛岡の友だちを訪ねた時にわんこそばをご馳走になったのですが、その際わんこそばを食べるときの注意をお店の人に聞きました。
@空腹で行くな。バナナ一本食って行け。
A水を飲むな。胃が縮まり食えなくなる。
Bそばは噛むな。食欲が落ちる。
C目標は男性65杯、女性40杯。
以上のコツを頭に入れて挑戦あれ。 |
●北海道上陸は朝の5時。
青函連絡船が到着したのは朝の5時。お店はどこも開いておらず、またこの当時はまだコンビニなどはほとんどなかった…
●北海道内最初の宿泊は、洞爺湖の湖畔でした。
湖畔といっても左の写真にあるベンチのそばで野宿です。屋根もない囲いもない湖畔で、寝袋一つで寝たわけですが、朝霧のかかる湖畔での目覚めは何とも贅沢な風景で、すばらしい朝となりました。
●登別のクマ牧場
下の三枚の写真は登別にある有名なクマ牧場です。左端の写真は、柵から抜け出したヒグマに友だちが襲われているところですが、クマとも仲良くなり下の記念写真も撮らせてもらいました。 |
●襟裳岬手前で撮った夕焼け(右の写真)
襟裳岬手前で宿泊(野宿)先を探しているときに出会った夕焼け。実際にはもっときれいだったと記憶しています。長旅をするとこうした美しい風景に何度となく出会います。そして普段小さなことにくよくよしていた自分を忘れられるものです。
しかし、この撮影の後、キタキツネに遭遇することになるとは… |
●襟裳小学校で深夜キタキツネに遭遇
襟裳小学校の昇降口軒下で野宿の準備をしていた時、友だちのバイクの上にあったはずの布製のカバンが何者かに引きずられていくのに気づき、慌てて後を追ってみるとそれはなんとキタキツネだったのです。
このチャンスに何とかキツネと仲良くなろうと、餌付けに挑戦。お菓子の「ポポロン」を差し出すと、恐る恐るキツネは近づいてきました。1時間ぐらいするとキツネも慣れてきたのか僕の手から餌を持って行くほどになりました。自然の動物とふれあえた貴重な体験となりました。 |
●襟裳岬の〜♪で有名な灯台は小さかった。 |
●幸福駅にて
幸福駅で知り合ったアルバイトの子。この時初めて、この駅の路線が来年(86年)に廃線となることを知りました。 |
●十勝川にある小学校で野宿
小学校の給食室裏で野宿。洗濯物も干して後は寝るだけなのに深夜にも係わらず、サッカーとハードル、野球をしてから眠ることにした二人でした。 |
●意味もなくポーズを撮りたがる二人
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●綺麗だった風蓮湖
この写真を撮影した時間は深夜11時。カメラのシャッターを開けっ放しにして5分ほど露光した結果、夕方のような写真になりました。 |
●日本の最東端 納沙布岬
後ろに写っているアーチは、空洞になっており、風が吹くとなにやら悲しげな音が聞こえてきました。 |
●道東はイメージ通りの北海道の風景
干し草を丸めたものが広い平原に転がっている風景。北海道の旅行パンフレットなどでよく見る風景が見られるのはやっぱり道東。 |
●最初は感動していた直線道路だが…
北海道上陸後から感動の連続だった直線道路だったが、これだけ同じ風景が毎日続くとだんだん眠くなってくる… |
●360度の地平線が見られる「開陽台」
全方向を地平線に囲まれると、確かに地球が丸いと感じました。 |
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●第1部の終わりは羅臼での野宿写真です。
長々とご覧いただきました第1部は羅臼町福祉センター玄関前で野宿をする風景でおしまいです。引き続き第2部をご覧下さい。 |